毎回1〜3名の担当者がテーマ設定をして発表を行います。 テーマは国際法に関するものであれば何でも良いとされています。質疑応答の時間には、参加者から担当者へ鋭い質問が浴びせられます。 それを契機に活発な議論が展開されるのもしばしばです。 1回生は始めのうちはなかなか議論の輪に加わるのは難しいと思いますが、 徐々に慣れてくると、自分から積極的に質問をしたり、議論に参加したりできるようになるでしょう。
担当者は、2・3週間(人によっては1ヶ月以上)前から準備を始めます。テーマ選定、資料検索、レジュメ作成など準備は相当大変なものです。 しかし、自分で考えたテーマにしたがって資料を調べ、レジュメを作っていくのは知的好奇心を満足させるという意味でも楽しいものです。 また、優秀な上回の先輩方(国際法専攻の院生の方も!)もチューターとしてサポートについてくださいます。
勉強会を通して得られるのは、 国際法の知識だけではなく、プレゼン能力、ディスカッション能力などたくさんのものがあります。 これらの能力は、ゼミ発表などで、また社会に出ても十分に役に立つものです。
1回生は、前期では1回生勉強会で、後期では2回生と共同で担当する勉強会で、徐々に“勉強会を担当する”ということに慣れていきます。 そして、後期終わりの春合宿で行われる勉強会で、初めて1回生だけで本格的な勉強会を担当することになります。
<1回生勉強会>
1回生が1回生のために行う勉強会です。 国際法の基礎知識などについて1回生がまとめ、発表するというものです。 1回生同士で国際法の基礎を勉強するといったものです。 準備から本番まで2回生を始め上回生の方々が全面的にサポートをします。
この勉強会を通して1回生は国際法の基礎知識のみならず、 資料検索やレジュメ作成などの勉強会を担当するにあたって必要なたくさんのことを学ぶことができます。
※年度によっては開催されない場合もあります。 (他の活動によって基礎知識をつける場合があるということです)
<春合宿勉強会>
1回生がはじめて自分達の手で作り上げる本格的な勉強会です。春合宿の間に行われるので「春合宿勉強会」と呼ばれます。 テーマ選定、資料検索、レジュメ作成までの全てを1回生の手で行います。もちろん、それぞれのチームには上回生の顧問がつき、サポートします。
勉強会を作り上げる作業は相当大変なものですが、それだけに、同じ困難を乗り越えるという意味で、勉強会準備を通じて1回生同士の結束力が強まります。 また、ここで得た知識や技術は、 モギモギや前期勉強会など次年度の活動に活かすことができます。